慎重に調べてベアリングを選定したのに、それが嵌まるハウジングの内径を2mm間違えて図面を描いてしまった。
3Dデータ上では確認してOKだったから2D図面に落としたのに、まさかその段階で誤るとは思ってもみなかった。
部品ができあがるまでミスに気づかず、当然ベアリングは入らない。
手加工で修正できるレベルではないし、作り直してもらう時間もない。
仕方なく規格品を使うことにした。
規格品を取り付けられるようにネジ穴を手加工。
初めて鋼材にM8のタップ加工をした。
相手材はボール盤に載らないから、ハンドドリルで下穴を開ける。
必要下穴はφ6.8だが、一回では開かないので
φ1.5→φ4→φ6.5→φ6.8
と徐々に広げていった。
M8ともなるとハンドタップも力が要る。さすがに折ってしまう心配はなかったけど、真っ直ぐにタップを立てるのは神経を遣う作業だ。
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今日は不運続き。
すでに出図した部品が、その形状では加工が難しいとサプライヤに言われて設計変更。
すでに完成した図面を直すのは一苦労。
また、もうちょっと後でいいと思ってた部品をできるだけ早く発注しろと言われ、予定していた作業になかなか着手できなかった。
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そんなこんなで計画から余裕で二日遅れ。
取り戻すために明日は休日出勤です(;´д`)
4 件のコメント:
お疲れ様です。
誰でも間違えはあるので、どれだけそれを減らせるかだから、まあ間違えてしまったものはしょうがないね。
どうしたらその間違いを減らせるか、早く気づけるかを考えてみなければ。
でも、内容的には「不運」ではないんじゃないかな?
たまたまいろいろ重なってしまっただけで。
ただ一つ気になることといったら「もうちょっと後でいいと思っていた」は、確認不足ってことではないの?
無事に仕事が終わることを祈っています。
よくあるミスですね。
これをどう防ぐか難しい問題だ。
まさか、他の人がチェックしても防ぎきれないしね。
だから試作するんだろうね。
時間との戦いで永遠のテーマですね。
> くまぬきさん
コメントありがとう。
「たまたま重なる」ことが運不運なんだろうね…
確認不足というか、確認は一度したんだけどプロジェクトの進行にともなって事態が変化したということです。
> yakiさん
コメントというか、同情ありがとうございます。
そう、我々エンジニアにとって永遠のテーマなんですよ、これは。
どれだけ間違いを未然に防げるか、このメソッドを開発して売り物にしてる会社もありますからね。
myメソッドを早く見つけなきゃぁですね。
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