今の会社に勤めはじめてもうすぐ1年を迎えますが、だんだんと現状への不満が大きくなってきました。
転職の際には不満を動機にしてはまずいのだけど、やはり日々の通勤に時間がかかると考えされされるものがあります。本当に、このままでいいのかと。
毎日朝7時には家を出て、帰ってくるのは10時近く。残業がなくても8時半前に帰ってくるのは難しい。さらに、働き甲斐もあるものの製造業では不景気による影響も他業種より大きいし、さすがに将来への不安を覚えます。
これらの条件は再就職時に加味していたものの、再就職活動当時はそれどころじゃなかったのは言い訳です。
しかしながら転職を考えても、次は前回にも増してハードルが高いと考えなければいけないでしょう。年齢は微妙、キャリアも微妙…本当は管理職経験の箔を現職でつけたかったけど、会社の環境を見るとだいぶ遠い未来になってしまいそう…今のままでは景気が回復しても自分の希望する条件での転職は難しいでしょう。
そこで資格を取ることにしました。それもただの資格ではダメ、すぐ職に結びつくものが欲しい。なおかつ自分が就きたいと思える職業=技術系の職に関するものでないと
…と絞っていくと案外あまりないものです。
で、結局見つけたのが「弁理士」。
「便利士」じゃないですよw
技術系でない人にはなじみのない資格かもしれませんが、平たく言えば特許事務手続きの代理人です。
今とは違って開発や設計の仕事ではないものの、開発を補佐する職だし、将来独立を考えやすい職でもある。国際出願の絡みで意外と国際的な仕事でもあったりして、調べてみるとなかなか興味深い仕事です。
さっそく、弁理士試験にまつわる本を買って試験勉強の仕方等を探ってみました。
弁護士以上に狭き門の資格ではあるものの、近年の相次ぐ法改正で、一次試験の合格者は次年度の一次試験は免除されるなど受験環境はよくなっている模様。予備校の利用等、うまくやれば2年での合格も夢ではないらしい。
また、仕事をしながら資格取得を目指している人が多いので、予備校もそれに合わせたカリキュラムを組んでいて、仕事を辞めなくても取得を目指せそう。
すっかり本に乗せられた感はあるものの、だいぶ本気になってきたので、先週末に予備校で講座説明会を受けてきた。
本試験は5月から始まるので、予備校の長期講座は春や秋から始まるのが通常だが、ラッキーなことに今年はLECが夏からの講座も設定していたので早速申し込んできました。
通学しなくても基本的に動画ストリーミングで勉強できるのもよかった。
転職活動そのものではないものの、その準備ということで広義のテンカツが始まりました。長い活動になるのでモチベーションを保つためにもこのブログを活用していきたい。