自分の見識の無さを反省するとともに、これを機にしっかりと後輩・部下の指導法を身につけて自分の成長につなげたいと思います。
このたび手にとった本は次の2冊でした:
- 今すぐ使える!コーチング (播摩早苗著、PHPビジネス新書)
- これだけはおさえておきたい仕事の教え方(関根雅泰著、日本能率協会マネジメントセンター)
以前からコーチングという言葉は耳にしていたのでまずはコーチングを学ぼうと思って一冊目のほうを探しているときに、二冊目のほうが目に冒頭を入り立ち読みして、結局両方とも購入しました。
一冊目はコーチングの入門書ですが、実践的な内容になっていてすんなり飲み込めました。
基本を丁寧に説いていて突飛なことは書いてないのですが、これまで聞きかじっていたコーチングのイメージが覆された印象です。
コーチングは「教える」というよりも「導く」ツールで、どうやら新人・若手教育に使うには向いてなさそう。
本書でもコーチングには限界があって、ティーチングと時と場合によって使い分けが必要と説かれています。
院卒くんには「ティーチング」でしっかりと基礎がためをしてから多用することになりそうです。
その「ティーチング」的教育法を解説しているのが二冊目のほうでした。
この本を読んでドキッとしたのは、
説明が下手な人に限って、相手の理解不足に文句を言います。
という下り。
いやはや、やっちゃってますなぁということをズバリ指摘されました。
ほかにも胸にグサグサ刺さる指摘があって、ある意味感動しました。
「ティーチング」と「コーチング」。
この二つのツールの使い分けができればワタクシももう一段高いところにいけそうな気がします。
2 件のコメント:
私も、子供のコーチングの本を読んでいるけど、大筋は似てるよ。子供の場合はコーチング、ティーチングではなくて、「サポート」と「ヘルプ」という言葉なんだよね。つまり相手主体で人生を導く「サポート」とと、干渉し手を出し過ぎてしまう「ヘルプ」(もちろん必要な時もあるんだけど)を意識しないといかんらしい。だから、「もう一段高いところにいく」ことができたら、我が子の子育てにもぜひ活かしてくださいな。
期待してるね(^O^)v
コーチングの本で言ってたのを大雑把に捉えると、
相手のほうが自分より情報(知識)を多く持っているが問題を解決できないとき⇒コーチング
自分のほうが情報(知識)を多く持っているとき⇒ティーチング
と使い分けるらしい。
こどもに対しては、ごくごく小さいころはティーチングがほとんどだろうね。
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