2025年3月3日月曜日

初日

 新しい勤務先での初日の朝は雨だった。
風が強く、昼に向けてどんどん気温が下がり、お昼過ぎには雪がちらついた寒い一日だった。

悪天候で電車が遅れ、危うく初日から遅刻の展開になりそうだった。10時出社を指示されていたので定期券は行きがけに買うつもりだったのに、買う時間が取れなかった。

同日にもう一人エンジニア、同じポジションで入社した人(I 氏)がいて一緒に入社ガイダンスを受けた。
PCとスマホのセットアップ、人事関連のデータ入力、就業規則などの説明があり、週次の全体ミーティングで自己紹介。

お昼は、1ヶ月前に入社した営業担当のA氏が外に食べに行くのを誘ってくれて、設計アシスタントH 氏も同行して近くのピザ専門店へ。
二人に聞くとやっぱり都心、しかも観光地なのでどこもコスパ悪いとのこと。それでも穴場的な所はあるようで、少し歩いたところもオススメしてくれた。
食事をとりながら会社の様子を聞く。
みんなだいたい10時前後の出社で7時半から8時くらいに帰るとのこと。
ここ1年内に入社した人が多く、思ってた以上のスピードで急拡大しているようだ。

昼から戻って午後は若干のガイダンスがあったが、上司がずっと接客対応やミーティングの連続で、夕方まではほぼ放ったらかし状態w
スマホやPCの環境を整えたり、配布された資料の読み込みで時間をつぶす。

そんなこんなしてる間に上司からミーティングに呼ばれ、初日の業務終了は19時半を回ってしまった。


毎日18時から日報会なので、これはキャラ確立するまでは早くは帰宅できないなぁ…


2025年2月21日金曜日

有休消化 '25

さて、30日以上あった有休を半分以上捨てた今回の転職は、有休の買い取りはしてもらえなかった。いや、過去の2回もどうだったかな、買い取ってもらえたんだっけな。
知らなかったけど有休の買い取りは違法なんだそうだ(参考: 有給休暇の買取は違法?買い取りが可能なケースについて具体例を交えて解説

例外的に退職時の未消化分の買い取りはできなくはないみたいですが、法律の趣旨からして大っぴらにできるものではないらしい。
なんだろうな、有休の買い取りって都市伝説?

在宅勤務が認められてからちょこっとした用事は時間休で済むから去年度は案外と日数は使ってなかった。
次の勤務先では在宅も時間休も制度として無いので、まぁ順調に消化されていくだろう。


さて、ただいま有休消化真っ只中なわけだが考えていた通りに過ごせていない。
休みに入る前は「人間ドックに行く」とか「ジムに通う」とか意気込んでいたわけだが、
  • 人間ドック → 予約がいっぱい… 2か月前くらいには予約入れておく必要
  • ジム → 2週間だけの限定プランなんて無い
ってことで、基本ダラダラと時間を浪費している(´・ω・`)
それでもこのまま無為に過ごすのはもったいないので、次のことはなんとかやっている:
  • 毎日、運動する
  • 毎日、英会話の勉強をする
運動はそもそも走るのとか苦手なので、市民プールで毎回1000m泳ぐことを目標とした。近くのプールが火・木・土・日以外は休館だったり貸切だったりなので毎日とはいかなかったが、2回行っただけで筋肉痛でお腹いっぱいになった。
プールに行かない日は階段の昇降運動を40-50分やることにした。なんとか続いている。

英会話は通い始めると金額が高いのでAIスピーキングアプリでトレーニングすることにした。AI相手にしどろもどろで、言葉が出てこなくて考えているうちにスマホ画面がスリープしてしまうなど苦戦しているが、これもなんとか毎日続けられている。


奥さんからは「温泉とか行ってきたら」と温かい提案がされた。やってみたいと思う。
「弾丸でシンガポールとか海外旅行してきていい?」って言ったら、快く「弾丸とはいわず3泊ぐらいしたら」と驚き提案されたが、残念ながらもう連日外泊できるほどスケジュールに余裕がなかった。

もっと早く有休消化の計画を立てるべきだった。11年前の転職でも同じこと書いてた。反省を活かせず。
でも今後はこの反省を活かす場面自体が無いようにしたい。

2025年2月20日木曜日

住民税と転職

辞める会社から
「住民税の残り分は新しい勤務先で特別徴収の継続を希望しますか?」
と聞かれた。

特別徴収?
なんだっけ、と思ってググった結果わかったこと:
  • 住民税は前年12月までの所得に基づいて決まる
  • 翌6月からその次の5月にかけて納付する
  • 納付は基本的に一括か、3月分×4期に分割して納付
  • サラリーマンの場合、12回に分けて毎月の給与から天引きして会社が納付を代行してくれる(これが特別徴収

ってことで、私の場合はサラリーマンなのでこれまで特別徴収により住民税が納付されていた。
2月末退職なので2月分までは今の会社で給料から天引きされるが、残りの3月から5月分まではどう納付するか?ってことが質問の意図だった。

んで、選択肢が3つある。
①一括納付
②分割納付
③次の勤め先で給与から天引き(特別徴収の継続)

どれが一番いいのか、正直よくわかんなかった。
調べたら、次の場合分けで決めるのがよさそう。

  1. 退職から次の就職まで期間が空かない場合→③
  2. 6月〜2月に退職後、すぐに就職しない→②
  3. 3月〜4月に退職後、すぐに就職しない→①
どこにも勤めていない空白期間がない場合は次の就職先で天引きしてもらえることができるので迷いなく③の特別徴収の継続なのだそう。

空白期間がある場合、次年度(6月)まで残り1、2か月
分なら①一括納付でも金額は大きくないが、3か月以上を一括納付するのは結構生活費にインパクトがあるので貯蓄に余裕がある場合を除いて②分割納付がお財布に優しい。

ちなみに、5月退職だとすぐに就職しない場合でも5月の給料から天引きされるので、その年度は未納の住民税が発生しないため気にしなくていいそうだ。


もう転職何回目だよ、って感じなのに細かいこういう手続き全然覚えてないな。
ってことで、今回は(たぶん前回も)特別徴収の継続でお願いしました。

2025年2月14日金曜日

最終出社でした

今日が最終出社日でした。

いろいろと引き継いでないこと思いついちゃって早朝から目が覚めてしまい、せっせと資料を作っては「でも他の人には意味ないか」と考え直したり、今日の最後のお勤めで必要な資料を準備したりの忙しい朝からのスタート。

準備が整ったら「社内への退職の挨拶メールの内容考えなきゃ」とふと思いつき、グレートリィ・プライベート・ティーチャー(GPT)ことCopilot先生に相談してみて、整った文面ではあるがなんか人間味ねーなー…なんて思って完結せず、家を出た。

午前中は重要な、いちばんお世話になったサプライヤさんに退職の挨拶。恐れ多くもサプライヤの社長にリストラで動揺する中堅社員のリアルな心理を吐露し、経営者にしてほしい理想的な残る側へのケアの大切さを語ってきました。

オフィスに戻る電車の中で再びCopilot先生とともに退職の挨拶文を推敲。やっぱりすげーわ、生成AI。短時間て完成度の高い725字の挨拶文が完成。

会社が入居しているビルに近づいたところの道端で、偶然にも自分を買ってくれていた他部門の事業部長に遭遇。酒も入っていないのに社長への不満や会社への諦めを語り合って、最後はお高いを励ましあってお別れ。

オフィスに戻って、私物の残り物を荷造りを終わらし、PCとスマホを返却する前にいよいよ退職の挨拶メールをサプライヤ各社や社内に一斉送信。定時過ぎに出社している人たち一人ひとりにお礼を言ってオフィスを後にしたのでした。

社長とは結局、辞める意向を会社に伝えて以降は一度も会話せずに終わったな。今日もオフィスに居たのに会議室に篭ってて、その会議に出てた人たちとは出入りのタイミングで会えたのに。
会えていたら何か特別な事が言えたわけではないだろうけど、一応は自分に期待してくれていた人がだったのでお礼は言ってもよかったのかなと。


さあ、来週から二週間の命の洗濯ライフです。
密かに次の会社から初出社日についての連絡が来ないのは少しヤキモキしてますが、気長に待ちたいと思います。

2025年1月9日木曜日

退職の話を切り出すのはいつも気が重い

退職願を準備し終わってから、正月休み明けに出社するまでの間、誰に、どのタイミングで、どうやって退職を切り出そうかと悶々と考えていた。


年明け初日なので、二人の上司M氏とN氏は在宅勤務せずにそろって出社しているだろうと想定。
二つの部署にまたがって職務を兼任しているので、まずはどちらの上司に話をするのか、あるいは二人同時に話をするのがいいのか…
タイミングは朝イチ?年始朝礼の直後?部内のオンラインミーティング直後?帰り際…?
オープンな横並びの席から、どうやって身構えさせずに会議室に誘導するか。

結局、M氏は朝礼直前に出社だったので朝イチはタイミングなく、オンラインなので二人とも朝礼を片手間に電話やらメールやらで朝礼終わっても声かけタイミングなく…
昼休み明けにM氏に、
「部内ミーティング後に10分ほど打合せのお時間もらえますか?」
と都合を合わせてもらった。

部内ミーティングが終わってM氏が急ぎのメール1通送るのを待って、じゃあ、やろうか、となったので、理由はつけずに
「会議室とってあるので、会議室でやりましょう」
と誘って席を移動した。
会議室に入って、双方向かい合って席につくなり、
「時間もったいないので単刀直入に、退職させていただきます」
ともったいぶらずに話を切り出した。
「あ、やっぱり?!」
とM氏。なにやら想定の範囲内だった模様。
「もう決まりですか?」
「はい。突然ですみません…」
「この会社の状況じゃ仕方ないですよね。
いつから次の会社ですか?」
とあっさりと受け入れてもらえた。
その後、2、3質問を受けて話をしていたら来客があったのでその場は一旦終了。

夕方になって、M氏がさっそく部長にも報告してくれて、その日のうちに退職願は人事担当のところに回った。


リストラや自主退職ラッシュがあったので受け入れの素地は整っていたようで、今回の退職交渉は交渉事にならずに済んだ。
形式的にも引き留めがないのはそれはそれでさみしいが、結論は変わらないのであっさり受理されると楽なもんである。

2025年1月7日火曜日

退職願を準備する

年末年始休暇が明ける前日にいよいよ退職願をしたためた。
「したためた」といってもPCで。
たしか前回、前々回は手書きだった気がするが、ネットで調べたら印刷ても大丈夫ってことで今回はWordで書いた。

ネット上にテンプレートもあったが書体が好みではなかったのでイチから作成。
縦書きの文書ってビジネスではあまり作成しないので意外に思うかもしれないが、無料で使えるWeb版・モバイル版のMS Wordは縦書き編集に対応していない(閲覧はできる)。Googleドキュメントも同様。

プリンタ用紙がA4しかなかったからA4サイズで作ったが、書く内容が10行足らずなのでフォントサイズが24〜26ptとデカめ。
書体も最初は明朝体や教科書体で書いたら、奥さんから「違和感ある」といわれ、結局、巡り巡ってネット上のテンプレと同じ行書体に落ち着いた。
試し印刷してみたら、部署名の「生部」が 「生部」になってた┐(´д`)┌ヤレヤレ

入れる封筒は白がよかったのだが、白はB5対応のものしか見つからず、茶封筒になった。

準備し終わって思ったのは、『B5の便箋に手書きすればよかったなぁ』ということ。
フォントとか行間とか悩まなくて、封筒もあって、なんやかんやそっちの方が早くて格好がついたように感じる。