2008年7月16日水曜日

再就職活動のはじめかた

解雇にあたって、会社側が人材紹介会社を通じて転職活動のオリエンテーションを開いてくれた。派遣されてきたエージェントKさんは、実は会社のOBで、いろいろ突っ込んだハナシを聞けて大変参考になった。
以下はそのときの備忘録。


■ 退職(解雇)に際する会社側との交渉

○ 交渉可能な事項

  • 退職一時金などの条件
  • 解雇時期の延長
⇒解雇決定が覆ることはまず無いので注意!!


○ 交渉の際に頼るところ~東京管理職ユニオン
  • 個人加入する労組
  • 交渉の相談を無料で行ってくれる

■ 転職活動の準備

○ 活動期間の目安: 最長6ヵ月は覚悟が必要(特に40代以上)

○ 転職市場の実態:
  • 実は転職者の1/3が縁故で再就職先を見つけている
  • ハローワーク経由であと1/3が再就職
  • 全体の約2%が人材紹介会社(エージェント経由)
  • 残りは自己応募

○ 人材紹介会社(エージェント)利用のメリット:

  • 企業との直接交渉(日程調整、条件交渉など)を行ってくれる
  • 非公開求人情報が見られる
  • 求職者側は無料(採用企業側が手数料をエージェントに支払う)

○ 職務経歴書の作成: 

  • 転職歴が多い場合はメリハリをつけて(書式:時系列/逆時系列/職務内容別 etc.)
  • 長たらしいものは×
  • ソフトウェアエンジニアなどの場合は時系列・プロジェクト毎に書いてしまうと長くなりがちなので、要素別などにしたほうがよい
  • 職務経歴書は自分を売り込む企画書と思って作成する
  • 外資系には英文レジュメを準備

○ 履歴書:

  • 手書きではなくても、ワープロ入力もOK
  • 写真の添付は要求がない限りは必要なし

■ 企業(職)の見つけ方

○ 代表的な転職サイト:

  • エンジャパン
  • 人材バンクネット
  • イーキャリア
  • etc.
★サイトの「スカウト機能」を使うときは経歴フォームに自分の経歴の代表的なキーワードを入れておくとよい。エージェント側はシステムの検索機能(フリーワード検索)を使って人材を探す。


○ そのほかの就職窓口:

  • ハローワーク(厚労省管轄)
  • 人材銀行(経産省管轄:管理職、技術者向け)
  • 競合他社、ユーザー、パートナー企業

■エージェントとの付き合い方

  • 自分をよく分かってもらうため、直接会うべし
  • 研究開発職は年齢が高くなると少なくなる→35才以上は厳しい
  • 応募案件ごとに職務経歴書をカスタマイズするのがbetter

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