2008年8月26日火曜日

最終面接もホンキ

雨の中、外資系企業G社の最終面接に行ってきた。 あたりも暗くなり始める夕方から開始。


面接前に、希望していたオフィス・工場見学をさせてもらった。

幸い工場は24時間稼動だったので、夕方からでも動いているところを見れた…といってもアセンブリ工場だし、シークレットな場所が多く、しかも見通しの利かない場所からの見学。製品は強力な磁気を帯びるのですべて特別な試験槽の中に入っていて、見ることはできなかった。製品自体が大きく、月に20台もでればいいほうだと言っていたので、業務用プロジェクタを生産していた前職の本社工場の雰囲気に似ていた。

オフィスは、技術部門はワン・フロアにまとまっていて、メカ、エレキ、ファーム、アプリのメンバー間でのコミュニケーションは良さそう。メカ設計グループもコンパクトに1箇所にまとまっていて(実際、8名しかいないのでかなりコンパクト)、仕事がしやすそうだった。OA用のPCとCAD端末は別になっていて、CADスペースでディスカッションしながら仕事が進められるようになっていた。現場の人に聞いてみると、設計の標準化も進んでいるそうで20年の実績があるそうだ。年に数回、技術勉強会も社内で開催しているとのコト。米国系企業なので個人プレー重視かと思いきや、以外にもチームワーク重視。まぁ、この開発拠点のメンバーがほとんど日本人だっていうこともあるのだろう。違和感なくやっていけそうな気がした。


さて、いよいよ最終面接。面接官は事業部のトップ。意外にも若い(見た目は40代後半)。
スタートの質問は、やはり略歴紹介と志望理由。面接官は技術出身の人ではないようで、専門用語がつい出てしまうと、「それは何のことでしたっけ?」と返される。専門用語を使わずに、自分のやってきたことを手短に話すことのなんと難しいことか。のっけから、この最終面接の難しさを感じ始めていた。

「まぁ最終面接なんてカタチだけだと思いますから」なんて、エージェントの言葉を鵜呑みにしていたら大変なことになっていた。予想外に、ホンキ面接。質問も、これまでの一次、二次の面接よりも鋭く、答えにくい。面接時間はこれまでで最長の1時間半にも及んで、正直、何を聞かれたのか思い出すのが難しいくらいだ。
それでも覚えている質問の内容を書き出すと、

  • 自分の強み、弱み
  • 自分の弱みに対する元上司のフォローはどうだったか?
  • 元上司のフォローが適切でなかった時の対応は?
  • 自分の強みを生かしたこれまでの成功事例は?
  • 会社に期待すること
  • これまでチームワークでやってきたこと
  • 自身の、組織の中での立ち振舞い方(協調型orスタンドプレイ、攻撃型or受身型など)
  • 攻撃型なら、どのように相手を攻めるのか
  • これまでの(学生時代を含めた)リーダーシップをとった経験
  • 今後のキャリアプラン
まだまだあったと思うが、自分が何と答えたかもうまく思い出せない(;´Д`A ```

面接が終わるとすでに時計は夜8時を回っていた。緊張で疲れた、というよりもソファに背筋を伸ばして座っていたので腰が痛かった。 また1時間半の帰路につく。


最終面接だというのに内定確実という感触がまったくつかめなかった。
こりゃ、8月いっぱいまでひっぱるなぁ…(´Д`)=3 ハフゥ

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

長い最終面接だね。
こういう会社もあるんだ。

さて、通ったらどっちにする?

えふ さんのコメント...

> YAKIさん

今の気持ちはG社ですね…
よりチャレンジングなほうが自分の成長につながるかな、と。

ま、通れば、のハナシですけどねぇ。