というか参加させられた。
以前にも書いたが、これは強制で、日時も指定されている。
給付申請手続きをしに行った時にもらった受講票を受付箱に投函し、待合所で呼び出されるのを待つ。
またもや同姓のヤツ(前回と同一人物と思われる)がいて、そいつの呼び出しに反応しそうになった。
講習会開始時刻を5分ほど過ぎて、やっと呼び出された。そして、受給資格者証とその他もろもろの資料をもらって会場へ。
会場に入るとすでに始まっていた。
全員そろってないのに始めちゃうんスね…
空いている前のほうの席に座ると、あれ? 隣はさっきの同姓のヤツだ。
しつこいな~
さて、講習会の内容は次の通り:
- ハローワークの利用案内(求人の閲覧・職業相談の方法)
- 失業給付手続きについて
しおりにも書いてあったが、失業給付をもらうためには定期的(4週に一回)必ずハローワークに出向かなければならない。この出頭日を(失業)認定日という。
このとき、前回の認定日から前日まで働いていなかったかどうか、また、求職活動をしていたかどうかをチェックされる。
もし労働や家業の手伝い(ボランティアも含む)などすると、その日数分の給付金はもらえないか、減額される。
求職実績を認めれらるためには、概略次の条件のいずれかを満たさねばならない。
- この4週間に最低2回はハローワークに就職相談にいく
- 求人に応募する/面接を受ける
- 厚労省認可の職業紹介会社に相談にいく
病気など止むを得ない事情は考慮してもらえるらしいが、これやってると「早く就職したほうが楽だ!」って思うかも。
雇用保険の加入年数と年齢に応じて所定給付日数というのが決まっていて、この日数分までしかもらえない。
また、失業給付がもらえる期間は通常は最大1年間。特殊な場合は延長措置があるものの、普通は1年を過ぎると所定給付日数が残っていても給付は停止する。
給付額は直前月給の5割~8割程度。
より多く月給をもらっていた人ほど割が悪くなる。
上限があるので、高給取りはもっと率が低くなる。
たぶん、家族持ちは長くは生活できないだろう。計算してみて、日雇いでもやったほうが稼げると思ったら、そうしたほうがいいように思う(幸い土日祝も給付がある)。
講習会で初めて知ったのだが、ハローワークのサービスに再就職サポートコーナーというのがあって、キャリアカウンセラーの資格を持った職員が就職相談に乗ってくれるらしい。職歴書の書き方や適性検査、適職の探し方のアドバイスなど、転職コンサルと同様のサービスが受けられるという(もっとも、ハローワーク自体、在職者は利用できない)。
職員には民間企業で人事職を30年以上経験したことのあるベテランさんなどもいて、ここのハローワークだけでも利用者1100人(平成18年度)が再就職に成功したらしい。
案外スゴイじゃん、ハローワーク。
機会があったらどんなもんか利用してみたかったが、すでに再就職決定してしまったので今回は体験できず。
利用したことのある人がいたら情報くだされ。
2 件のコメント:
今日行ってきました。
随分認定が厳しくなっているなあ、というのが感想です。
しっかり就職活動せいや、というお上の意思が十分に伝わってきました。
まあ、いわゆる不正給付が多かったのでしょうなあ。
> YSAIさん
失業給付も安い上に日雇い労働も禁止されたら、生活に困る人出てくるんじゃないかなぁ…
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